2010/11/30

朝食 en LA BOQUERIA


またまたやってきました。ボケリア市場。

今回の朝食はココ、EL QUIM(エル キム)です。とても小さなバルだけど、実はとても有名らしく、店には有名人との写真がたくさん飾ってあります。店の由来は、ここの店主の呼び名がキムさんとのこと。まるで韓国人のような呼び名だけど、カタルーニャ地方では良くある愛称らしいです。


ここでの名物は何でも前にも紹介したCALLLOS(カヨス)、牛の胃の煮込みです。それにフライドポテトも一緒にオーダーし、ソースに浸しながらいただきました。いやな臭いがまったくせず、あっさりめの味。飽きずに食べられるカヨスでした。もちろん美味しかったです。


そして、もう1品は友達の大好きなハム入りオムレツのトマト塗りのサンドウィッチです。何でも子供のころから食べている母の味なのだとか。日本ではスペインハムをふんだんにオムレツに入れちゃうなんて考えられないけど、さすがハムの国。けちらずたっぷり入って、贅沢なオムレツ、プラス、トマトがぬってあるパンなので、ぺろりといただいちゃいました。

朝の9時半のバルのバーは人で埋まってました。


2010/11/23

LA BOQUERIA


11月より、毎週何日かはここバルセロナに来ています。今年の初めにも、バルセロナのあるチョコレートコースに通うために3ヶ月バルセロナに通っていましたが、何よりもそのときの楽しみは毎週行った、LA BOQUERIA(ボケリア)という、ランブラ通りにそってある市場です。ここを良く知る前は、ただの観光客向けの市場と思っていましたが、ちゃんとバルセロナのレストランのシェフたちにも利用されているのです。私はこっちでは山に住んでるので、なかなか日本のように新鮮な魚を見ることはできませんが、さすが、バルセロナは海の幸が豊富で、なおかつ新鮮。

さぁ、何がここでの楽しみといえば、毎回友達と食べるがっつり朝食です。友達のシェフの行きつけは大体3件あって、今回はその1つ、市場のちょうど入り口にあるPINOTXO(ピノチョ)です。多分、入り口にあるくらいだから、ガイドブックにも載ってると思いますが、とにかくこのバルの主フアニートと呼ばれているおじさんもとても陽気で、いつも飲み物担当しています。


毎回ここで頼むのが、ひよこ豆のモルシーヤ(豚の血のソーセージ)とイタリアンパセリ炒めです。そして今回は、ズッキーニ入りスペイン風オムレツ、ソーセージ、トマトパン、デザートにこれも名物、カタルーニャ風カスタード入りのクロワッサンみたいな生地でXUIXO(チュッチョ)と呼ばれる菓子パン、それにBONBON(ボンボン)といういわゆるコンデンスミルクのエスプレッソです。

次はいつ行くか分かりませんが、また紹介していきます。


2010/10/31

PACHARAN(パチャラン)

レストランの人達はとにかく飲むのが大好きです。そんな人達に、この季節一番大切なのが、コケモモ採りです。もちろん、そのコケモモを食べるのではなく、コケモモのお酒を作るためです。食べられるけど、すっぱくて、多分、ジャムとかにしたら美味しいのかも。これを書きながら思いつきましたが、レストランの人達にとって、コケモモ=お酒、としか頭にないから、採ったコケモモはすべてお酒のボトルに詰め込まれました。

さて、そのコケモモ。何でも、毎年ボスの庭先にたくさん取れるそうで、休みの合間に、真剣にバケツ3個分採りました。

材料は、コケモモ、甘いアニス酒、ドライアニス酒、シナモンスティック、そして何粒かのコーヒー豆です。前々から、空き瓶を集めていたものに、どんどんつめていきました。多分10本以上はできたはず。それをそれぞれ持ち帰り、約半年待つのだとか。コケモモから赤い色が出て、出来上がりは赤いお酒に。甘いアニス酒が入ってるから、甘くて飲みやすいとのこと。実際、去年は味見する機会がなく、半年後の3月ころを楽しみに。是非、お伝えします。


画像を追加

CALLOS(カヨス)

先日、ボスがまかないで作ってくれたCALLOS(カヨス)です。このCALLOS, マドリッドがもとの料理で牛胃の煮込み料理です。よく、バルの朝食としても、現場の男の人たちに愛されてる1品で、内臓以外にも、足と口の部分、チョリソーなども加えられているので、朝からがっつり食べたい人にはもってこいなのです。

もちろんメインは牛の特大胃袋。なんでもハチノスといわれる第2の胃袋らしいです。日本でも内臓料理はあるけれど、もちろん見るのは調理後ばっかり、初めて見ました、生胃袋。去年、チョリソーやソーセージ、生ハム作りを体験したときに、胃袋などを洗ったけど、とにかく内臓料理のポイントは、どれだけきれいに洗ってあるかだと思います。でないと、後で料理にもにおいがひびいてしまうから、敏感な人にはとても食べづらいものになってしまうのです。



トマトソープ煮込みに、、コラーゲンたっぷりのこってりさを加えた、日本人には結構難なく食べられる1品だと思います。


2010/10/24

きのこ採り


私も先日本場のきのこ採りに行ってきました。きのこ採りは素人にとっては非常に難しく、もちろんきのこ採り名人と一緒に山へ。みなさんもご存知のとおり、山の中には毒キノコも存在するから、それをちゃんと見極められないと、後で大変なことに。


こちらの法律で、きのこ採りには必ずかごとナイフを持参、それなしできのこ採りをして見つかるとあとで罰金を払わなければいけません。


今、この地域でもっともとれるのがROBELLON(ロベヨン)というキノコで、カタルーニャ地方でとても好まれるそうです。週末になると、多くのカタルーニャ人がキノコを求めて、ここいらの山にきのこ採りにやってきます。このロベヨンきのこの特徴はキノコの傘の下がちゃんと黄色いこと。似ているキノコがいっぱいありましたが、それは全く話にならないそうです。

この素人にもちゃんと見つけられるか心配でしたが、そんな心配は無用で、最初は恐る恐る地面を見ながら、そしてこれはロベヨンか訊きながら採っていましたが、こつをつかむとどんどんとかごがいっぱいに。そうなると、もっとお面白くなって、どんどんと3人で山の中に入っていきました。ここも、重要なところで、道なき道を行くもんだから山をちゃんと知っている人じゃないと、簡単に道に迷ってしまいます。かごがいっぱいになって、車に戻ろうと森から出ると、そこは入ったところとちょうど反対側にいました。夢中になっていた私たちはそんなに歩いたことも全然気づかず、キノコでいっぱいになったかごを持ち帰るのに一苦労でした。

2010/10/17

きのこ HUEVO DE REY



その名もHUEVO DE REY(王様の卵)というきのこ。あまり採れないみたいで、きのこ採り名人がそれでも山で少しだけみつけたので、それをレストランに。

何でも、このキノコ、生で食べられるということで、薄くスライスしたものに、岩塩とエキストラヴァージンオリーヴオイルでいただきました。どんな味かといわれてもうまく説明できませんが、とりあえず貴重なキノコと言われると、なんとなくとても美味しいと思えざるおえなくなるのが人間の心理なのかも。日本で言うマツタケみたいに。それ自体にはそれほど強い味はなく、それよりもキノコの生の食感がいいのかも。

この食べ方、イタリアにいたときも、ポルチーニキノコをそんな風に食べた気がします。キノコのカルパッチョ。

2010/10/10

きのこ PARAGUAS

9月の終わりから、週末になるとみんな山へキノコ狩りに。そうです、日本と同じ、今はキノコが美味しい季節です。

レストランでも、キノコ狩り名人が持ってきたキノコをお皿に加えたり、あんまりきれいじゃないのは自分たちでいただいてます。キノコの種類は詳しくないけれど、やっぱり日本と同じキノコは見かけません。

まずはこの大きなきのこ。こちらでは、PARAGUAS(パラグアス-傘)、またはPARASOL(パラソル)、LEPIOTAS(レピオタス)などなどいろいろな呼び名があるそうです。


先日、まかないでみんなで楽しんだのは、キノコピザ。


かさが大きいので、それを利用してキノコのベースとして利用。そこに、トマトソースを塗り、それからは各自、キッチンにあった好きなものを好きなように。マルボナーラソース、パイナップル、ハム、アンチョビ、ハラペ-ニョなどなど。普通のピザと違って、キノコがベースなので低カロリー。キノコもそれ自体の味、匂いが強くないので、ピザの生地にぴったりです。唯一、水分を多く含んでるので、出来立てを食べないとその後、べチョべチョになってしまうみたいです。

普通のピザに比べ、生地のカロリーが相当少ないので、日本人で出したら好評な気がします。

2010/09/26

TELLA(テヤ)


もう9月の始めのころのことになってしまいますが、1日休みがあったので、近くの村へ1日遠足へ。都会だったら美術館へ行ったり、ショッピングへ行ったりと楽しみますが、ここ田舎ではみんな、ハイキングやドライブなどをして過ごします。

この日の前日に友人にここの景色は特別だとすすめられ、TELLA(テヤ)という村へ。実は私は、ココ周辺の村々はほとんど制覇しているのですが、行ったところの名前を思い出せません。だから、この村も3年前くらいにつれてってもらっていました。でも、前に行ったときは夕暮れで、日も落ちかけていたので、今回はきちんとTELLAからの絶景を楽しんできました。


ここTELLAには、村から少し離れたところに小さなロマン主義の礼拝堂が3つあって、それをめぐりつつ、そこから見える景色を楽しむコースが提案され、行った日もトレッキングの格好をした観光客とよくすれちがいました。運よく天気もいかったので、
景色も十分楽しめ、軽く汗もかくほどで、とても気持ちよ
い運動になりました

お昼は前にも行ったRESTAURANTE EL CAPRICHOという安くて美味しいレストラン、と私は好きなレストランです。行ったときはほとんど満席で、運よく1つだけテーブルが空いていたので待たずにすわれたのはいいのですが、ここは村の小さなレストラン、誰もが急いでいないのをいいことに、メニューを聞いてくるのに30分は待ちました。周りもそんな感じだったけど、誰一人いらいらしている人はいませんでした。私もこちらでは、それが当たり前と思って、いらいらすることは穂トンとありません、やっぱり空気の違いかなぁ。

一皿目は友人お勧めの、ほうれん草のピュレ包みクレープ、羊チーズのせ。そして、二皿目は私の大好物、スペインソーセージのロンガニサです。見るだけでも脂っこいと思いますが、とにかく肉汁が良く出て美味しい。もちろん全部きれいにいただきましたが、最近胃も、年齢を感じてるみたいで、その後、胃がかなり消化に時間がかかったみたいで、夕食は受け付けられませんでした。日本人には少し重い1品かも。

2010/09/18

LA RONDA DE AÍNSA(アインサのロンダ)


9月14日はここAINSA(アインサ)の祝日、お祭りの最終日です。ちょうど私の休みも重なったので、朝からまずは腹ごしらえ。ある村人の家にお邪魔しました。何でも、毎年この祝日の朝にみんなを招待して、前にも話したチレタスや豚の血のたまねぎ煮込みなどの、ここの伝統料理を振舞うのだそう。豚の血をそのままいただくのは初めてでしたが、レバーみたいな食感で、臭みなどはなかったのですが、あんまり好みではないかも。こちらの人にとっては、豚の血炒めを食べたというと、”なんてうらやましい!”と、みんなが大好きな1品みたいです。

さて、朝からそんな重い食事と、もちろんそれにあわせて濃い赤ワイン、そして食後酒と、朝からいい気分。それから、その家を出て、みんなでその日のメイン”LA RONDA”(ラ ロンダ)を見に。辞書を見ても少し違う意味合いで出てるので、ここでいうRONDAがどういうものかというのを、私なりに説明すると、歌い手と音楽隊が各家を訪れ、その家の主の名前を歌いつつ、その家にちなんだ歴史なんかも取り入れて、即興で歌うのです。各家は、その後に、その歌い手と音楽隊、それに引き続く観客に何か食べ物を提供するのです。自家製ケーキだったり、ハムやソーセージ、またはジャガイモオムレツなど、とにかく何でもあり。もちろん飲み物はワインが主流。だから、その練り歩きに参加すると最後にはおなかもいっぱいになるのが、通常です。




私は、結局途中まで参加して、家にお昼をいただきましたが、練り歩きは約3時間くらい続いたそう。村のおばちゃんなどは、その家の人たちについてや毎年この家はこういうものを披露するなど、詳しく説明してくれ、またさらに村について詳しくなりました。

2010/09/15

TOMATE ROSA (ローズトマト)


今年の夏は、ここCALLIZO(カイーソ)の畑ではトマトが大収穫。採っても採っても、果てしなく実が出てきます。

さて、ここで育てているトマト。日本では見たこともない実の構造なのですが、何でもこの近くの村BARBASTRO(バルバストロ)が原産のTOMATE ROSA(ローズトマト)というトマトで、バラのように真っ赤なので、その名がつけられたのか、味は見た目どおりとにかく濃いのです。私はよく、このトマトの輪切れに、美味しい天然塩と美味しいオリーヴオイルを
かけてほおばるのが大好きです。

さらに、ここスペインではみんなが大好きPAN CON TOMATE(パン コン トマテ)、トマトを塗ったパンのことなのですが、このパンとハムはスペインでは誰もが大好きなコンビネーション。トマトを半分に切って、切った面をオアンに塗り、塩をオリーヴオイルをかけたもの。ハムだけでなく、サラミなどのしょっぱい乾燥肉とほんとによく合う。レストランでも食前によく出されることがあります。好みでにんにくを塗ってもなお美味しくいただけます。

日本ではトマトは高いからそんなに贅沢に使えないから、日本ではすり卸で身を全部すり、皮だけ残し、そのトマト汁をパンに塗ります。美味しいハムが手に入ったら、ぜひ試してみてください。

2010/09/11

CALABAZA VIOLÍN (バイオリン カボチャ)


お祭り2週目はお城の広場で特産市があり、牛や羊がいたり、農業用のトラクターが並んでいたり、パン屋やらハム屋やらでにぎわいました。

今回のメインイベントはここいらのレストランが自分の得意料理とカボチャを使ったメニューを考え、観客がその皿に値段をつけるというもの。

うちのレストランでもこのイベントに招待され、シェフは今レストランでも出している、豚肉の頬肉にカボチャと柑橘類のピュレを添えました。この豚肉の頬肉、脂身が少なく、頬骨についているお肉なので硬くならず、とても美味しい部分です。ちなみに、このお皿に飾られている花はもカボチャでできており、よく刺身のお皿にあるわさび受けからヒントを得て、作りました。前日はこの花を約60個用意するのにみんなでキッチンで遅くまで残り、当日はその努力も報われ、お客さ
んの注目の的だったよう。


夜は、レストランも休みだったので、みんなで昼間、特産市で買ったソーセージやハム、チーズと、友達がずっと飲まずにおいてあったという、ラベルはないのですが普通に買ったら7000円位はするというワインで、楽しみました。


2010/09/03

MORISMA (モリスマ)


8月の最終週末より、ここAINSA(アインサ)のお祭りが始まりました。お祭りといっても、週末だけイベントを催すだけで、今週はMORISMA(モリスマ)という、イスラム教徒とキリスト教徒との歴史劇がありました。入場券は15ユーロで、当日は席は決まってるのに、入場するのに長蛇の列。外国人も結構見られました。

アインサの広場で行われたのですが、実は出演者は村の人々、素人です。村の人を何人も知ってるせいもあって、その人たちを見るのが私の1番の目的。みんなどんな演技をするかと思えば、プロ顔負けの演技力。恥ずかしさをこれっぽちも見せず、堂々と演技してました。



話はいたって単純で、イスラム教徒とキリスト教徒の土地の陣取りで、結局はキリスト教徒が勝つのですが、その劇の中でも村の人たちにしか分からない村のネタや、隣村の人たちも何人か出演して、それぞれの村の関係をネタにせりふにしたりしてするので、その地域の人には面白い内容にしてあります。

ただ、オリジナルのセルフはスペイン語の古語で話されているので、私は隣の友達に説明してもらいながら観賞しました。


2010/08/30

CHIRETAS(チレタス)


日本でも内臓料理は結構ありますが、ここスペインにも鶏肉では少ないですが、豚や子羊の内臓料理はよく見られます。

8月の中旬にここボルターニャでもお祭りあり、村は冬には見られないほどの人の山でした。里帰りの人や休暇で夏をここで過ごす人で埋まります。


ちょうど午後の休みがあった日、祭りの一環である、牛丸焼きパーティーの日でした。個人的に牛肉は好きではないけど、私の目的はここ、北アラゴンの名物料理CHIRETAS(チレタス)を食べるために参加しました。この、チレタス、スペイン人でも他の地域から来る人は食べれない人が多いです。

簡単に説明すると、子羊の内臓と米の腸詰。普通ゆでて食べられます。なんといってもその腸の皮にたまに毛が残っていたり、川なんせ皮の表面のぶつぶつがきれいに見えちゃうので、味よりも見た目でだめな人が多いようです。味は、癖がなく、お肉の美味しい汁をお米が吸い取って、その肉も細かくミンチされているので、内臓系がだめな人でも難なく食べれます。

レストランでももちろん食べれるし、真空パックでも売ってたりするけど、普通はだいたい予約しないと手に入らなかったりします。ココ出身の人たちにとっては大好物で、一緒にいたおじさんたちは2,3個歩奪ってました。ちなみに、私も大好きなので、欲張って2個いただいちゃいました。