2010/09/26

TELLA(テヤ)


もう9月の始めのころのことになってしまいますが、1日休みがあったので、近くの村へ1日遠足へ。都会だったら美術館へ行ったり、ショッピングへ行ったりと楽しみますが、ここ田舎ではみんな、ハイキングやドライブなどをして過ごします。

この日の前日に友人にここの景色は特別だとすすめられ、TELLA(テヤ)という村へ。実は私は、ココ周辺の村々はほとんど制覇しているのですが、行ったところの名前を思い出せません。だから、この村も3年前くらいにつれてってもらっていました。でも、前に行ったときは夕暮れで、日も落ちかけていたので、今回はきちんとTELLAからの絶景を楽しんできました。


ここTELLAには、村から少し離れたところに小さなロマン主義の礼拝堂が3つあって、それをめぐりつつ、そこから見える景色を楽しむコースが提案され、行った日もトレッキングの格好をした観光客とよくすれちがいました。運よく天気もいかったので、
景色も十分楽しめ、軽く汗もかくほどで、とても気持ちよ
い運動になりました

お昼は前にも行ったRESTAURANTE EL CAPRICHOという安くて美味しいレストラン、と私は好きなレストランです。行ったときはほとんど満席で、運よく1つだけテーブルが空いていたので待たずにすわれたのはいいのですが、ここは村の小さなレストラン、誰もが急いでいないのをいいことに、メニューを聞いてくるのに30分は待ちました。周りもそんな感じだったけど、誰一人いらいらしている人はいませんでした。私もこちらでは、それが当たり前と思って、いらいらすることは穂トンとありません、やっぱり空気の違いかなぁ。

一皿目は友人お勧めの、ほうれん草のピュレ包みクレープ、羊チーズのせ。そして、二皿目は私の大好物、スペインソーセージのロンガニサです。見るだけでも脂っこいと思いますが、とにかく肉汁が良く出て美味しい。もちろん全部きれいにいただきましたが、最近胃も、年齢を感じてるみたいで、その後、胃がかなり消化に時間がかかったみたいで、夕食は受け付けられませんでした。日本人には少し重い1品かも。

2010/09/18

LA RONDA DE AÍNSA(アインサのロンダ)


9月14日はここAINSA(アインサ)の祝日、お祭りの最終日です。ちょうど私の休みも重なったので、朝からまずは腹ごしらえ。ある村人の家にお邪魔しました。何でも、毎年この祝日の朝にみんなを招待して、前にも話したチレタスや豚の血のたまねぎ煮込みなどの、ここの伝統料理を振舞うのだそう。豚の血をそのままいただくのは初めてでしたが、レバーみたいな食感で、臭みなどはなかったのですが、あんまり好みではないかも。こちらの人にとっては、豚の血炒めを食べたというと、”なんてうらやましい!”と、みんなが大好きな1品みたいです。

さて、朝からそんな重い食事と、もちろんそれにあわせて濃い赤ワイン、そして食後酒と、朝からいい気分。それから、その家を出て、みんなでその日のメイン”LA RONDA”(ラ ロンダ)を見に。辞書を見ても少し違う意味合いで出てるので、ここでいうRONDAがどういうものかというのを、私なりに説明すると、歌い手と音楽隊が各家を訪れ、その家の主の名前を歌いつつ、その家にちなんだ歴史なんかも取り入れて、即興で歌うのです。各家は、その後に、その歌い手と音楽隊、それに引き続く観客に何か食べ物を提供するのです。自家製ケーキだったり、ハムやソーセージ、またはジャガイモオムレツなど、とにかく何でもあり。もちろん飲み物はワインが主流。だから、その練り歩きに参加すると最後にはおなかもいっぱいになるのが、通常です。




私は、結局途中まで参加して、家にお昼をいただきましたが、練り歩きは約3時間くらい続いたそう。村のおばちゃんなどは、その家の人たちについてや毎年この家はこういうものを披露するなど、詳しく説明してくれ、またさらに村について詳しくなりました。

2010/09/15

TOMATE ROSA (ローズトマト)


今年の夏は、ここCALLIZO(カイーソ)の畑ではトマトが大収穫。採っても採っても、果てしなく実が出てきます。

さて、ここで育てているトマト。日本では見たこともない実の構造なのですが、何でもこの近くの村BARBASTRO(バルバストロ)が原産のTOMATE ROSA(ローズトマト)というトマトで、バラのように真っ赤なので、その名がつけられたのか、味は見た目どおりとにかく濃いのです。私はよく、このトマトの輪切れに、美味しい天然塩と美味しいオリーヴオイルを
かけてほおばるのが大好きです。

さらに、ここスペインではみんなが大好きPAN CON TOMATE(パン コン トマテ)、トマトを塗ったパンのことなのですが、このパンとハムはスペインでは誰もが大好きなコンビネーション。トマトを半分に切って、切った面をオアンに塗り、塩をオリーヴオイルをかけたもの。ハムだけでなく、サラミなどのしょっぱい乾燥肉とほんとによく合う。レストランでも食前によく出されることがあります。好みでにんにくを塗ってもなお美味しくいただけます。

日本ではトマトは高いからそんなに贅沢に使えないから、日本ではすり卸で身を全部すり、皮だけ残し、そのトマト汁をパンに塗ります。美味しいハムが手に入ったら、ぜひ試してみてください。

2010/09/11

CALABAZA VIOLÍN (バイオリン カボチャ)


お祭り2週目はお城の広場で特産市があり、牛や羊がいたり、農業用のトラクターが並んでいたり、パン屋やらハム屋やらでにぎわいました。

今回のメインイベントはここいらのレストランが自分の得意料理とカボチャを使ったメニューを考え、観客がその皿に値段をつけるというもの。

うちのレストランでもこのイベントに招待され、シェフは今レストランでも出している、豚肉の頬肉にカボチャと柑橘類のピュレを添えました。この豚肉の頬肉、脂身が少なく、頬骨についているお肉なので硬くならず、とても美味しい部分です。ちなみに、このお皿に飾られている花はもカボチャでできており、よく刺身のお皿にあるわさび受けからヒントを得て、作りました。前日はこの花を約60個用意するのにみんなでキッチンで遅くまで残り、当日はその努力も報われ、お客さ
んの注目の的だったよう。


夜は、レストランも休みだったので、みんなで昼間、特産市で買ったソーセージやハム、チーズと、友達がずっと飲まずにおいてあったという、ラベルはないのですが普通に買ったら7000円位はするというワインで、楽しみました。


2010/09/03

MORISMA (モリスマ)


8月の最終週末より、ここAINSA(アインサ)のお祭りが始まりました。お祭りといっても、週末だけイベントを催すだけで、今週はMORISMA(モリスマ)という、イスラム教徒とキリスト教徒との歴史劇がありました。入場券は15ユーロで、当日は席は決まってるのに、入場するのに長蛇の列。外国人も結構見られました。

アインサの広場で行われたのですが、実は出演者は村の人々、素人です。村の人を何人も知ってるせいもあって、その人たちを見るのが私の1番の目的。みんなどんな演技をするかと思えば、プロ顔負けの演技力。恥ずかしさをこれっぽちも見せず、堂々と演技してました。



話はいたって単純で、イスラム教徒とキリスト教徒の土地の陣取りで、結局はキリスト教徒が勝つのですが、その劇の中でも村の人たちにしか分からない村のネタや、隣村の人たちも何人か出演して、それぞれの村の関係をネタにせりふにしたりしてするので、その地域の人には面白い内容にしてあります。

ただ、オリジナルのセルフはスペイン語の古語で話されているので、私は隣の友達に説明してもらいながら観賞しました。